10年以上、子ども達と触れ合ってきて、きっとその数、通算1000人は超えていると思いますが、その中で私が「賢い」「話の理解力がある」「情緒が安定している」など、幼児期の子ども達で”頭が良い”とされる子ども達には共通点があることがわかりました。生まれ持った性格はぞれぞれあるけれど、「お!」と思う子どもには総じて共通することがあるのです。
それは寝る時間が早いと言うことでした。ここに捕捉するとすれば、日中はお日様の光をしっかり浴びて体を動かし、良質な睡眠をとっていると言うことです。睡眠時間の大切さを日々の保育の中で実体験を伴って実感していた私は、我が子が生まれて最初の10年は何よりも睡眠時間を確保することが、最優先事項でした。
「早寝優先」と書いたハチマキを頭に巻いて(いるように)育児をしていた私。息子1歳の頃、こんなことがありました。
久しぶりに新幹線で遠くの友人宅に息子を連れて遊びに行きました。遠くから来た私をもてなしてくれるために友人は少し良いお店を予約してくれていました。が、予約時間18時30分から。。。息子を19時には就寝体制開始にしたい私には苦しい時間、でもこれまで作ってきたリズムを崩せない!と友人には理由を話し、楽しい時間と食事とみんなを残し、タクシーで先に飛ばして息子とホテルに帰りました・・・今考えると、何もそこまでしなくても。。。たった1日くらいと、若かった自分を遠い目で見ることもできますが、やはりその時は何よりも「睡眠」最優先でいたのです。
その甲斐あってか?!息子はスクスクと情緒を安定させ丈夫に育ち、しっかり自分の頭で物事を考え、それはそれは生意気なことまっすぐぶつけてくる健全な状態で育っています。(まもなく思春期突入💦)
当時も今も、子育て情報誌にはたくさんの早期教育を謳う文言が踊っていましたが、「1歳までにすると良いこと」や「〇〇ができるようになる魔法の言葉」など。
しかし、今できないことを急いで出来るようにする必要はない!と保育、子育ての現場から大きな声で訴えたいと思います。
もう一度言わせてください・・・
今できないことを急いで出来るようにする必要はないのです!!!
乳児期、幼児期、児童期、何よりも大切なものの一つは良質な睡眠です。今すぐできて、お金もかからず、何よりも睡眠は子どもを幸せに出来ると断言できます。
次の回では、私が実際に行っていた良質な睡眠環境についてまとめますー!
ここまで読んでくださりありがとうございます。日々、子育てを行う全ての方をリスペクト‼︎
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